QNAPのHDD [PC]
ということで、バックアップ的といっても一部NAS上にしかないデータが
あるので掘り出さないといけません・・・・。
NASとはいっても所詮Linux系OSなんでRAID1はソフトウエアRAIDが使われています。
なので、Linux系のOSにつないでマウントすれば中身を取り出すことが出来ます。
ただまぁ、このHDDはRAID様になっているのでそれなりの手順を踏まないとアクセス
出来ません、Linuxマシン上でもRAIDなHDDとして見えているので。
うちの場合、4Tなんでgdiskで確認するとこんな感じですね。
1 40 1060289 517.7 MiB 0700 primary
2 1060296 2120579 517.7 MiB 0700 primary
3 2120584 7796248109 3.6 TiB 0700 primary
4 7796248112 7797308399 517.7 MiB 0700 primary
5 7797308408 7814015999 8.0 GiB 0700 primary
まぁ、3番目がユーザーデータ用だなと認識は出来ますね。
ソフトウエアRAIDなHDDなんで/proc/mdstatで状況を確認すると。
コマンドは cat /proc/mdstat です。
こんな感じ、ここで問題がありますmdデバイス的には物理HDDの
デバイス名を覚えています、上だとsdc[1-5]ですね、つないだLinux
マシンでHDDが同じデバイスとして認識されれば、上の様にいきなり
認識されます。
もし、別のデバイスとして認識された場合にはmdstatでmdデバイスが
見えますが実際にはアクセスできなくなります(最初/dev/sddで認識され
てこの状態になりました・・・・)。
この場合、一度mdを止めて再度デバイスを作って有効にします。
# mdadm --stop --scan
# mdadm --assemble --run /dev/md0 /dev/sdd3
(sddは認識されたデバイスによって変わります)
cat /proc/mdstatでmd0がactiveになっていれば使用可能なはずです。
ただし、QNAPのHDDの場合ボリュームがLVMで構成されているため
まだマウントできません、とはいってもここからは単にLVMのマウント
というだけです。
pvsコマンドでボリュームグループを確認
PV VG Fmt Attr PSize PFree
/dev/md126 vg288 lvm2 a--u 3.63t 0
こんな感じでvg288(これ環境で変わるので注意)がある事がわかります。
他にLVMがある場合ほかにもいろいろ出るので注意してください。
次にlvscanで論理ボリュームの確認
inactive '/dev/vg288/lv544' [37.28 GiB] inherit
ACTIVE '/dev/vg288/lv1' [3.59 TiB] inherit
こんな感じで出るはずです、上は利用可能にした後の表示なので
v1がACTIVEになっていますが、最初はinactiveのはずです。
また、VGが複数あるばあいには色々表示されるので該当のVGの
ものを探してください。
上の表示で3.59TiBが目的の論理ボリュームなので、このボリュームを
利用できるようにします。
lvchange --available y /dev/vg288/lv1
これでv1がACTIVEになれば利用可能です。
あとは、マウントするだけです。
mount -r /dev/mapper/vg288-lv1 /mnt/data
これでread onlyでマウント出来るはずです、当然ですがマウントポイントは
事前に作成してくださいね。
以上、自分が再び作業する羽目に陥ったときのための備忘録として。
あるので掘り出さないといけません・・・・。
NASとはいっても所詮Linux系OSなんでRAID1はソフトウエアRAIDが使われています。
なので、Linux系のOSにつないでマウントすれば中身を取り出すことが出来ます。
ただまぁ、このHDDはRAID様になっているのでそれなりの手順を踏まないとアクセス
出来ません、Linuxマシン上でもRAIDなHDDとして見えているので。
うちの場合、4Tなんでgdiskで確認するとこんな感じですね。
1 40 1060289 517.7 MiB 0700 primary
2 1060296 2120579 517.7 MiB 0700 primary
3 2120584 7796248109 3.6 TiB 0700 primary
4 7796248112 7797308399 517.7 MiB 0700 primary
5 7797308408 7814015999 8.0 GiB 0700 primary
まぁ、3番目がユーザーデータ用だなと認識は出来ますね。
ソフトウエアRAIDなHDDなんで/proc/mdstatで状況を確認すると。
コマンドは cat /proc/mdstat です。
Personalities : [raid1] md123 : inactive sdc1[1](S) 530108 blocks super 1.0 md124 : inactive sdc2[1](S) 530124 blocks super 1.0 md125 : inactive sdc4[1](S) 530128 blocks super 1.0 md126 : active (auto-read-only) raid1 sdc3[1] 3897063616 blocks super 1.0 [2/1] [_U] md127 : inactive sdc5[1](S) 8353780 blocks super 1.0 unused devices:
こんな感じ、ここで問題がありますmdデバイス的には物理HDDの
デバイス名を覚えています、上だとsdc[1-5]ですね、つないだLinux
マシンでHDDが同じデバイスとして認識されれば、上の様にいきなり
認識されます。
もし、別のデバイスとして認識された場合にはmdstatでmdデバイスが
見えますが実際にはアクセスできなくなります(最初/dev/sddで認識され
てこの状態になりました・・・・)。
この場合、一度mdを止めて再度デバイスを作って有効にします。
# mdadm --stop --scan
# mdadm --assemble --run /dev/md0 /dev/sdd3
(sddは認識されたデバイスによって変わります)
cat /proc/mdstatでmd0がactiveになっていれば使用可能なはずです。
ただし、QNAPのHDDの場合ボリュームがLVMで構成されているため
まだマウントできません、とはいってもここからは単にLVMのマウント
というだけです。
pvsコマンドでボリュームグループを確認
PV VG Fmt Attr PSize PFree
/dev/md126 vg288 lvm2 a--u 3.63t 0
こんな感じでvg288(これ環境で変わるので注意)がある事がわかります。
他にLVMがある場合ほかにもいろいろ出るので注意してください。
次にlvscanで論理ボリュームの確認
inactive '/dev/vg288/lv544' [37.28 GiB] inherit
ACTIVE '/dev/vg288/lv1' [3.59 TiB] inherit
こんな感じで出るはずです、上は利用可能にした後の表示なので
v1がACTIVEになっていますが、最初はinactiveのはずです。
また、VGが複数あるばあいには色々表示されるので該当のVGの
ものを探してください。
上の表示で3.59TiBが目的の論理ボリュームなので、このボリュームを
利用できるようにします。
lvchange --available y /dev/vg288/lv1
これでv1がACTIVEになれば利用可能です。
あとは、マウントするだけです。
mount -r /dev/mapper/vg288-lv1 /mnt/data
これでread onlyでマウント出来るはずです、当然ですがマウントポイントは
事前に作成してくださいね。
以上、自分が再び作業する羽目に陥ったときのための備忘録として。
2020-09-06 12:26
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