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CentOS 6でDLNAサーバの導入 [PC]

久しぶりにPCネタです。
必要に迫られてCentOS 6上でDLNAサーバを設定したのでメモ。
自宅のREGZA R1(古いですね)なテレビでリモートにあるTSなコンテンツを再生する必要に迫られて色々思案した結果、自宅のサーバ機にDLNAサーバをインストールする事にしました。
Z1などはファイル共有サーバ(samba等)にも対応しているので楽なのですが、R1シリーズはDLNAのみの対応なのですよね。
QNAPにもDLNAサーバはあるのですが、今回はこちらはパス。
昔は、I/OデータのRECBOXを使っていたのでこれを引っ張り出せば使えるはずなんですが、初期化して放置しているので再設定も面倒・・・・・。

基本的にはリポジトリを追加してパッケージをインストールし設定すれば終了です。
インストールするのは、DB等の設定が不要なMiniDLNAです。
MiniDLNAは標準のリポジトリでは提供されていないので、最初にリポジトリを追加します。
追加するのはnux-dextopですが、このリポジトリを利用するためにはEPELも必要な様です。
CentOS 6の場合は以下のコマンドで追加できます(EPELは有名なんで省略)。
yum install http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el6/x86_64/nux-dextop-release-0-2.el6.nux.noarch.rpm

リポジトリの追加が出来たら、パッケージをインストールします。
yum install minidlna

ソースからのビルドも可能ですが、やはりパッケージになっていると楽です。

次は設定ファイルの修正です、設定ファイルは/etc/minidlna.confになります。
ポイントは以下。
・公開するデータのディレクトリの指定
 インストール後は/optになっているので、この行をコメントにしたあと必要な情報を追加します。
 # media_dir=/opt
 media_dir=A,audioデータのディレクトリ
 media_dir=V,ビデオデータのディレクトリ
 media_dir=P,イメージデータのディレクトリ
 ちなみに不要なものは書く必要はありません、私は動画だけなのでVのみ記述しています。
・公開するサーバー名の指定
 friendly_name=名前
 この名前がリモートの機器に見えます。

次にFireWallの設定です、デフォルトではDLNAが使用するポートはFireWallで通信が許可されていません、このため、別の機器からDLNAサーバにアクセスするためには必要なポートの通信を許可する必要があります(私はここでちょっとハマりました・・・)。
許可するのは、以下のポート。
 TCP/8200 (これは上記の設定ファイルで変更可能なので変更した場合変更したポート)
 UDP/1900 (これはSSDPで使用するポートでDLNAではSSDPを使用します)
設定ファイルに指定している8200はすぐに分かるわけですが1900が分からなくてR1でサーバが表示されずにハマりました・・・。
あとは、以下のコマンドで起動すれば完了です。
 /etc/init.d/minidlan start




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