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OverClocking [PC]

ふと思ったこと。
OC(OverClocking)ってなんだろ? まぁ趣味ですわな・・・
以下はあくまでも個人的感想です、一部客観的な事実認識に誤りがあるかもしれませんがご容赦ください。
昔々はまさにクリスタル(水晶発振子)を交換して動作周波数を上げていました(いつの時代だよ->98シリーズの時代です(わらい))。
その後は、ベースクロックを上げたりCPUの動作倍率を上げたりして、性能向上を図ってきたのでこのあたりまでは正にOverClockingと言えて、それによって、パフォーマンスも向上してきました。
ADMのCPUでいえばRyzen 1000シリーズくらいまでは同様の状況でK10StatやらZenStates,K15TK,K17TK(まぁ手前味噌ですが)辺りが有効に機能してきました。
Ryzen2000シリーズの登場で状況が少し変わってきます、CPU側が積極的に動作クロックを制御することにより、設定された最大クロック内でより効率よくCPUを動作させる(当然熱量が増える)ことにより、パフォーマンスの向上を図るようになります。
OCは言葉通りなら動作可能な周波数の上限を高める事を指すのでしょうから、純粋にこの目的のためであれば、自動でパフォーマンスを向上させる機能でパフォーマンスの向上を図るのは、OCではないのかもしれないですね。
実際、Ryzen3000シリーズではPBOやAOC(だっけ?)でクロックの指定はしません、設定してもパフォーマンス(ベンチマークの結果等)は上がりますが動作周波数が規定値を超えることはありません(少なくとも私がいじった限りでは)、それどころか、HWiNFOで最大クロックをみていると最大動作周波数が下がっていたりします(わらい)。

XFR等が有効な状態でK17TKを使いP0ステートの最大周波数を4.3GHz等(CPUは3600)にしても4.3GHzになることはありませんでした、2000シリーズまではこれが可能だったのでK17TKの設定に意味がありました。

おそらく、パフォーマンス向上のための機能を全部無効にすればPステートの設定が生きるのではないかと思ったりしますが、それで最大動作周波数の限界に挑んでもそれでは最大のパフォーマンスを得ることには出来ないかもしれません。
実運用で考えればアイドル時の消費電力はより低く、パワーが必要な時はよりパワフルにが理想だと思うので、絶えず最大性能で動作するようだと消費電力は落ちないので非効率な感じがします。

まぁ、趣味なのでOCはロマンだぜといって動作限界に挑むのもありかなとは思いますが、提供される機能を最大限に利用して、最高のパフォーマンスを得るのもまたありかなと思ったり。

Windows10が普通にブートするようになったら、自動パフォーマンス向上機能を全部無効にしてK17TK使ってみましょうかねぇ、趣味なので(わらい)。

ちなみに、昨日ちょこっとPBO+AOC設定してCeneBench R20動かしたら、ベンチの結果は向上しましたが、当然消費電力が高くなりTctl/Tdaiが最大で85℃とかになっていました。

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コメント 2

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K17TKではいつもお世話になっています。
超久しぶりに訪問したところ興味深い記事を上げていらっしゃり、とても参考になりました。

自作するタイミングでしか情報を入手せず継続して情報を追わない私にとっては、過去から俯瞰した情報はとてもありがたいものです。m(_ _)m

実用OC(と勝手に呼びます)は、おっしゃるとおり、メーカーに吸収され無くなってしまうものかもしれませんねー。
by お名前(必須) (2019-07-30 19:09) 

kim

コメントありがとうございます
一週間ほど留守にしていたので遅くなってしまいました
OCと呼ぶかどうかは別として、メーカーの提供する機能にはマージンがあるので、そのマージンを実用レベルでギリギリまで切り詰めるというのも面白いとは思いますし、冷却性能でそのギリギリは変わるのでまだまだ楽しめると思います。

by kim (2019-08-02 14:51) 

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